思春期の女性を悩ます病気の一つに、ダイエットなどによる「神経性食欲不振症」というものがあります。
精神的に緊張していたり、何か心配ごとがあると、口の中が乾燥してカラカラになり、唾液が出なくなります。
そうすると胃液の分泌も悪くなり、ホルモンの分泌に限らず、自律神経に大きく影響します。
この自律神経が常に緊張した状態になっていると、唾液や胃液が出ないので食欲もおこらず、ものを食べることができなくなってしまうのです。
食欲不振症は「思春期やせ症」ともいわれ、十五~十六歳から二十歳を少し超えたころまでが発病年齢です。
患者はほとんどが未婚女性、太ることを極端に恐れたり、食事のあとの膨満感(胃がふくれる感じ)が耐えられないといって食事を拒否し、どんどん体重が減り、やがて無月経になります。
その後、回復し元の体重に戻ったとしても、月経はこない場合が多く、全治しにくい症状なのです。
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